2025.08.11
千葉の日本酒、知られざる魅力 – 長命泉の故郷から –
日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。成田の長命泉でございます。
日本には、秋田の美酒、新潟の淡麗辛口、灘の男酒、広島の軟水仕込みなど、各地に個性豊かな酒どころがあります。それぞれの土地の風土、米、水、そして蔵人たちの情熱がその土地ならではの味わいを育んでいます。
例えば、秋田は寒冷な気候と良質な米に恵まれふくよかで旨味のあるお酒が多いことで知られています。新潟は、雪解け水のような清らかな水と酒米「五百万石」を中心に、すっきりとした飲み口の淡麗辛口が特徴です。灘は、硬水である宮水と山田錦が出会い、力強く骨太な「男酒」として名を馳せています。一方、広島は、穏やかな気候と軟水を用い口当たりの優しい繊細な味わいのお酒が造られています。
では、私たちの故郷、千葉の日本酒はいかがでしょうか?
千葉県は温暖な気候と豊かな水源、そして肥沃な大地に恵まれています。古くから米作りが盛んであり、その歴史の中で培われた酒造りの技術は決して他の酒どころに引けを取りません。
千葉の日本酒の特徴を一言で表すならば、「バランスの良さ」と言えるかもしれません。特定の味わいに偏ることなく、米の旨味、酸味、香りの調和がとれた飲み飽きしないお酒が多いのが特徴です。温暖な気候のためじっくりと低温発酵させることで繊細で上品な味わいを引き出す蔵元が多いようです。
また、千葉県は多様な酒米を栽培しており、それぞれの米の特性を活かした酒造りが行われています。「ふさこがね」や「総の舞」といった千葉県独自の酒米も開発され、地域色豊かな日本酒が生み出されています。
私たち長命泉も、この千葉の地で酒造りを続けてまいりました。創業以来、良質な米と水にこだわり、伝統的な製法を守りながらも、常に新しい技術を取り入れ、皆様に愛される日本酒を目指しています。
例えば、弊社の長命泉 吟醸辛口は、地元産の米を使用し丁寧に醸したまさに千葉の地酒らしいバランスの取れた味わいが特徴です。日々の食卓にはもちろん、特別な日の食膳にも寄り添える、穏やかで優しいお酒です。また、長命泉 大吟醸は、精米歩合を高め、華やかな香りと繊細な口当たりが自慢の一品です。こちらは、新潟の淡麗辛口がお好きな方にも、きっとご満足いただけるかと思います。
近年、千葉県の日本酒はその品質の高さが認められつつあります。若い世代の蔵人たちが伝統を守りながらも新しい挑戦を続けており、個性豊かな日本酒が続々と誕生しています。
千葉にお越しの際はぜひ地元の日本酒を味わってみてください。そして、成田にお越しの際には「長命泉」にも足をお運びいただければ幸いです。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今後とも千葉の日本酒、そして「長命泉」をよろしくお願いいたします。